ごあいさつ


施設長(予定)より保護者の皆さまへ

「ひるのほし」を子どもたちが見つけるために

本来楽しいはずの学校が、子どもたちにとって居心地のわるい、行きづらさを感じる場所となってしまうことは、もはや珍しいことではありません。
現在は、フリースクールやオルタナティブスクール、遠隔教室など、多様な学び方が少しずつ拡大してきたとはいえ、「学校に行くことが当たり前」という世代を生きてきた保護者にとって、子どもたちが学校から遠のいていくことは不安で仕方がないかもしれません。

「今日は行ってくれた」
「明日は登校してくれるだろうか」
子どもの顔色に一喜一憂することは親にとっての大きな負担ですが、そのうえ夫婦間の子育ての方針についての不一致などが重なると、ときとして、二重三重のストレスにさらされている保護者も珍しくありません。
ある方は「自転車通学している子や、部活動に元気に精を出している子どもたちを見ると、ときとして胸が締め付けられ、涙が自然と出てくるんです」とおっしゃっていました。無理もないことです。

ただ、ここで改めて思い起こさなければいけないことは、学校に居場所がなかったり、学校に行けないという「今」に最も悩んでいるのは子どもたち自身である、という事実です。

「なぜ人と同じようにできないのか。」 その答えを誰からもらえるわけでもなく、立ちすくみ、ぎりぎりのところで踏ん張っている子どもたち。
その彼らの「今」の努力をまず認め、上から目線でなく同じ高さから世界を見る勇気を持つこと。
そこにこそ親子の新しい出発点があるような気がするのです。

ただ、そのような心構えであったとしても、お子さんから愛情を試されるような場面に遭遇することは、まだ避けられないかもしれません。

ある保護者の方はこう本音を漏らされました。
「『自分は親から愛されていない、自分は必要ない人間なんだ』、と言われました。将来を思って意見しているというのに、いったいどんな声かけをしたら良いのでしょう」、と。

良かれと思って助言することが、かえってお子さんの個性そのものを否定し、追い詰めてしまう。
残念ながら、このような心理状況にある時は、いくら素晴らしい言葉をかけても、受け手側にアンテナが立っていなければ、単なる音の響きにしか過ぎなくなってしまいます。

ここでわたしたちが思い出すのは、どのようなときに一番、人生でやる気になったか、です。
やる気になったきっかけとなることばは、誰にでも必ずあったはずです。
が、それはときとして、親からではなく、学校の先生や友人の一言、あるいは塾の先生のふとしたことばであったかもしれません。また、テレビの誰かが放ったことばかもしれません。
数あることばの中でなぜ「そのことば」だけが人生のターニングポイントになったのでしょう。
そこには、必ず、自らの意思でつかみ取り、自らで選び出した「ことば」である、という本人の自負と誇りがあったはずなのです。 
「これで、よし」、と。

わたしたちミッド・スターは、家庭、学校に次ぐ第三の居場所として、まずは心安らげる安心の場を提供することを目標としております。
そのうえで、この施設において、子どもたちが自分だけの「ことば」を発見することを、わたしたちは全力でサポートしてまいります。

その「ことば」を見つけるのは、時として、「ひるの空にほしを見つける」のと同じくらいに難しいことかもしれません。

しかし、必ず、「ほし」はみつかります。
親子が力を合わせれば、その「ほし」はいつか、きっと輝ける光を放ち、子どもたちの道を照らし続けていくに違いありません。

施設長
放課後等デイサービス
ミッド・スター
施設長(予定)
三野原信二

運営母体について

放課後等デイサービス ミッド・スターは、福岡市早良区野芥で60年以上の歴史を持つ精神科病院「油山病院」の関連会社である「西日本メディカルサービス株式会社」によって運営されております。ゆえに、当施設は、油山病院との連携や人的なサポートによって、ご利用の方々により質の高いサービスを提供することを心がけております。なお、油山病院については、以下の情報をご参照ください。

名称

医療法人泯江堂(みんこうどう)

所在地

〒814-0171 福岡市早良区野芥5丁目6番37号

設立

1962年(昭和37年)3月20日

併設事業所
  • 油山病院(精神科・内科)
  • 介護老人保健施設からざステーション
  • 訪問看護ステーションあいりす
  • 居宅介護支援事業所ケアセンターのぞみ
  • 泯江堂エンゼル保育園(福岡市認可保育園)
代表

理事長 三野原義光

敷地面積

17,626㎡

URL

https://www.aburayama-hospital.com/